印鑑の再生

改刻

改刻(かいこく)とは、印鑑の専門用語で、印鑑の彫り直しのことです。

形見でもらった祖父の想い出の印鑑、ずっと大切に使っていた旧姓の印鑑。うっかり欠けさせてしまった長年使っていた印鑑など。新品で購入した印鑑も役割りは果たしてくれるけれども、当店では、「どうしてもこの印鑑を使いたい。」「なんとか彫り直してもらえないでしょうか」と、お手持ちの印鑑を使い続けたいとご希望されるお客様からのご依頼を多く頂戴いたしております。

大切な印鑑だからこそ、印面(文字を彫ってる面)を彫り直しすることで、新たな命を吹き込み、大切に想いを繋いでゆくことができるのです。ご希望がございましたら、印鑑を当社までお持ちいただければ、印材として利用できるかどうか判断をさせていただいて、彫り直しをさせていただきます。

印材として利用不可の場合はご了承いただいております。


このような方がお越しになられています。

思い入れのある
大切な印鑑

形見で譲り受けた
貴重な印鑑

結婚で姓が変わっても
使い続けたい印鑑

お気に入りの印鑑が
欠けてしまったとき

会社の社名を
変更したとき


改刻の手順

  1. 印材のチェック
  2. 面擦り
  3. 字入
  4. 彫刻
  5. 仕上げ彫り

改刻に伴う変更届出など

実印や銀行印をお彫り直した場合、変更届改印届が必要です。大切な印鑑ですので要点を押さえて早めに手続きを済ませましょう。
手続きを済ませておけばその後は大丈夫ですので、きちんと済ませておく必要があります。

  • 実印・・・・・届出をしている自治体の窓口で、印鑑登録の変更手続きが必要です。
  • 銀行印・・・ご契約の金融機関窓口にて、改印手続きが必要です。
  • 認印・・・・・認印は特に届け出は不要です。

お客様のお名前をお彫りして印鑑としてお仕上げすることが彫刻士の仕事です。
お手元に大切な印材をお持ちでしたら、お気軽にご相談ください。